京都工芸繊維大学 デザイン・建築学系、特任准教授の菅です。当ホームページへの訪問ありがとうございます。このホームページでは私達の研究室で日々行われているゼミ活動、研究活動の紹介、そしてそれらの活動を通して得られた知見や成果を広く伝えることを目的として、運営されています。
私達の研究室では熱、光、音といった都市や建築にまつわる物理現象に関する環境工学、そしてそれらを機械的に調整するための建築設備を中心に研究しています。脱カーボンやサーキュラー・エコノミーを始めとする都市や建築における環境対策、健康的な環境や快適性といった人間中心のデザイン、そしてデジタル革命に関わる新しい設計手法まで、建築の環境工学・設備工学が果たす役割はますます大きくなってきている一方で、環境設備系の人材、また新しい時代に向けた変化に対応できる人材が不足しているのが現状かと思います。私達の活動を通して、建築を学ぶ学生の皆さんには環境の面白さを少しでも伝えられればと思いますし、実務で建築に関わっている方たちにも参考になる成果を出したいと願っています。
私自身は環境設備エンジニアとして、設備設計、環境計画の実務を行いつつ、大学での研究・教育活動を行っています。日々の実務の中で感じる疑問や課題を研究という形で追求できるというとても恵まれた環境をいただいていますので、実務教員ならではの研究を追求していきたいと思います。研究室の学生達は、実際のプロジェクトや実務で活躍されている人たちとも関わりながら、学生ならではの新鮮な視点で様々な試行錯誤を通して建築を考えています。もし私達の活動に興味を持ってくださった方は、いつでもご連絡いただければと思います。
2022年に発足したばかりの研究室ですが、これからどんどんコンテンツも増やしていきます。皆様のご支援をいただけましたら幸いです。
菅 健太郎
